この世界の片隅に
9月が終わり、ドラマ「この世界の片隅に」を見終わったので、満を持して、世界配給となった能年さんのアニメ映画版のほうを、初めて見てみたのだけど、どうも、ドラマ版のダイジェストのように感じてしまった。のんさんごめんなさい。
私の見た順 原作マンガ→連続ドラマ→アニメ映画
(北川景子のスペシャルドラマ版もあるそうですがこれは未見)
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/01/12
- メディア: コミック
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そうは行っても、後発で、三か月たっぷり、原作と映画を土台に、周辺キャストのドラマも丁寧に描いていた実写ドラマ版に対して、映画は二時間半しか無いので、展開もあっという間で、いろいろ端折ってるとこが気になるのは仕方ない。
でも、ドラマの俳優さんたちの演技が、アニメのすずや周作さん、りんちゃんの演技に寄せてると言うのには気づきました。リスペクトなんだろうな〜と思う。
そんな中、義姉の径子役だけは、両方違うテイストで、どちらもそれぞれ印象に残りました。映画版の声優は若手の舞台女優さんらしい。ドラマ版はさすがのオノマチ。
息子は、原作者こうの史代の「ぼおるぺん古事記」にもハマっています。これまた傑作です。古典の現代訳というミッションはいつも素晴らしく知的興奮に包まれます。ありがたや、ありがたや。