映画「シング」
息子と話題の映画「シング」を見に行きました。
「ジャングルブック」「ズートピア」に続き、また動物界か・・・と思っていたのですが、予想外の面白さでした。やっぱり音楽がいいと映画の魅力はいや増します。象からあんな声がでるわけないんだけどさ。
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さて、「ラ・ラ・ランド」しかり、間もなく公開の「美女と野獣」しかり、昨今の実写ミュージカル映画は、本人が歌唱するのがお約束のようですが、私は、餅は餅屋で、演技部分と歌唱部分にわけるクラシックスタイルのほうがいいと思うんです。「マイ・フェア・レディ」とか「ウエストサイド物語」みたいな手法です。
特に「美女と野獣」は、本家ミュージカル版やアニメ版の圧倒的な歌唱をCDで聴きこんでいるファンが全員見にくるのに、ほんとにエマ・ワトソンのボイスでいいの?とつい思ってしまいました。
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それと同じような話で、先日、東宝の「レ・ミゼラブル」最新版で、乃木坂46の生田さんが、コゼット役で歌唱している動画を見ました。正直、ハラハラ感半端ない!
「プリュメ通り」なんて、百戦錬磨のミュージカル女優が歌ってもなお危うい、繊細な三重唱なのに、可憐な10代のアイドルには荷が重いとおーもいませんか?ある程度オペラ的な発声がないと無理でしょ?
私は、生田さんの清純アイドルぶりやそのクラシック趣味にはたいそう好感を持っており、堀北さん去りし後、潔癖な可憐女優枠(どんなだ)を埋めてくれるのは彼女しかいないと期待する一人ですが、それをおいても、コゼット役はちょっと、早いでしょぉ〜と思いました。まあお客さんは呼べるんだろうけどさ。
だって大昔、私が見た初期の「レ・ミゼラブル」は、相当な手練れがやる役でしたよ?多少老けてようが、あのかつらとふりふり衣装で「コゼットです」と言い張るのがミュージカル界でした。
それがなんなの、最近のアイドル迎合ぶりは?!ホリプロミュージカルかっつーの。
神田の沙也加さんまでは平気。しかし、生田さんではあれこれ不足すぎです。
その後、まともな「プリュメ通り」を聴きたくて、YOUTUBEでチェックした限りでは、昆夏美さんが秀逸でした。
そういえば、今度の映画「美女と野獣」の吹き替えは彼女がやると聞きました。納得!
日本語吹き替え版をやってる映画館少なそうだけど、探してでも見ようかと思ったほどです。
いや、ストーリーじゃ熟知しているわけだし、そのほうがきっと満足度高い気がするな。。
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