Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

東京駅事件

先週、小学校で初めての遠足がありました。晴天に恵まれ、リュックサックと赤白帽で元気に出かけた息子に、きっと今夜は疲れてすぐ寝るんだろうなぁ〜と思いを馳せつつ帰途に着いた夕方。学童から着信がありました。ちょうど電車がホームに入ってくる寸前でした。「今日遠足の後、来ると聞いていますが、まだ来てません。同じ学校の他のお子さんは来てるんですが大丈夫ですか?」
え?!また行かなかったの?あんまり疲れて、家で寝ちゃったのかな??と家にかけるも応答なし。

なんでだろう、今日は遠足だから遅いのかな、、他の子は違う行き先だから、多少のずれはあるかも・・・と地下鉄乗りながら各所に問い合わせていると、ママリンから「電話つながった。家にいた」と連絡。

さっそく電話して、息子本人と話します。緊張が解けたのかウルウルと涙声です。
「座ったら寝ちゃったの」「気づいたら東京駅だったの」
えーーー?!東京駅〜〜?!?!なんでいったいそんなところまで。。。

遠足が終わって、学校最寄駅で平時より1時間以上遅く解散後、再び乗りこんだ電車でつい座ってしまったのが運のつき。おそらく数分、いやきっと数秒で寝入ってしまったようで……。気付いたら終点の東京駅だったそうです。

「知らない男の人が、どこに帰るのって聞いてくれて、言ったら、あの電車に乗れば戻れるよ、って教えてくれたの」
そして、やっとのことで家に着いたら、電話が鳴ってて、出たらおばあちゃんだった。疲れた・・・、とのこと。おろろ〜ん(涙)よく帰ってきたよ。無事でよかったよ〜〜

「学童には休むって電話しておくから、そのまま家で待っててね。ママももうすぐ帰ります」
ちびが赤白帽で東京駅にポツンといたから、目立ったんだよね。
機転を利かせて声をかけて下さった方、助けてくださって、ほんに、ほんに!ありがとうございます!!
日本はやっぱり良い国。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

帰ったら、汗と涙と泥にまみれた息子がおりました。今回ばかりは叱ることはせず、「よく頑張って帰って来られたね」と誉めておしまいにしました。本当無事で良かった。まあ、次から次へと武勇伝でんででん♪の春です。