Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

ゲームオブスローンズ

プライムに降臨した人気ドラマ「ゲームオブスローンズ」にハマっています。(只今シーズン3)
今のところプライムでは、シーズン6まで見られるかな。7は有料。8が来年放送予定でシリーズ完結です。

2011年放送開始で、エミー賞も毎年総なめだったので、ずっと見たいなと思っていたのを、やっと見ることができて嬉しかったです。
ストーリーは、中世ヨーロッパをイメージした架空の世界で繰り広げられる王権争いがテーマです。
THRONEってのが、「玉座」のことなので、タイトルは、玉座をめぐるゲーム、みたいな意味と思う。

とにかく見る場所を選ぶエログロシーン満載の大人向けファンタジーですが(早送り機能がないと死ぬ)、わかりやすく、豪華で、展開が激しくかつ、キャラクターも多面的に描かれるので飽きません。
英米俳優が総ざらい状態なんですけど、アウトランダーのあの人や、ダウントンのあの人が登場するシーズン3は、役柄のギャップなども楽しかったです。

こんなにたっくさんの登場人物がそれぞれ活躍して、複雑に絡み合った壮大な群像劇を書ける作家さんすごいなーと思います。
そして、それをさらにかっこよく実写化しちゃうのも。CGもすごいし。
ロードオブザリング的スケールの映像が何シーズン分もざくざく展開するわけで、もし見られるのに食わず嫌いしてるとしたら、オリンピック見ないのよりもったいないと思います。
ピョンチャンもあんまり期待しないまま始まったら、メダルざくざくの神展開だったわけで。

個人的な見どころとしては、小人症の俳優がメインキャラを張ってるところです。
日本のドラマでこういう人が登場するのは、おそらく「24時間テレビ」ぐらいで、
基本的に、そういう特殊性に対する差別に涙ながらに耐え、克服するような話がほとんどです。

しかし、向こうはそういうことすらキャラ設定に丸ごと取り込んで、ドラマの面白さに直結させてしまう。
実際、このティリオン役のディンクレイジって俳優がほんとに上手くて、物語のキーを何度も握っての大活躍なわけです。
ピクセル」って映画にも出てましたね。
見た目を侮辱されるシーンも常にあるけど、視聴者はすっかり彼のファンなので、「なんでぃ気にすんな、やったれティリオン!」って応援するわけです。
実に味のあるいい顔してるし、彼の登場シーンは、常に面白いので、彼だけは、まだまだ絶対殺さないで〜と思ってます。
(どんなにいい人だろうが、人気があろうが、ざくざく死ぬのが当たり前なGOTなので)

歯列矯正

今日、WINDOWSに付箋の機能があるのに気づき、モニタに貼っていたリアル付箋を一掃しました。
自分の汚い字や、端のめくれ上がりが視界に入って、プチストレスだったので、嬉しいです。ハッピーバレンタイン。

そういえば、バレンタインなお年頃のはずの息子ですが、普段からスイーツ一家なうちは、今一つ盛り上がらない昨今。
日常的にお安いケーキ類が登場しているので、とりたてて高級チョコへの欲求が生まれないですし、友チョコを作るほど、まめな男子でもありません。
生協で頼んだ、チョコ系おやつが続いたりしてましたが、14日本日、特に予定はありませんでした。

すると、昨夜唐突に、息子が「なんかチョコを食べたい気分だ」と言いだしました。
おやおや、どうしたの?君は、現在お口が炎上中(=口内炎)ではないのかね?
それに、いよいよ歯科矯正が始まることになり、下あご拡張用ゴムバンドを先週入れたばかりです。
来月には金属のリップバンパー装着が控えているし、口腔内に潰瘍のない清浄な状態にしておかないといけないんだよ。
こまめに歯磨きする習慣を今ここでつけずに、虫歯と矯正治療のコンボに行けば、血を見るのは明らかなのです。

今朝は口内炎パッチを貼って送り出しました。野菜中心メニューを続けないとな。にんじんをハート形に切るとかでスイーツは控えめに!ハッピーバレンタイン!

銀河鉄道の父、コンビニ人間

読書の冬です。

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞

先週、「銀河鉄道の父」という宮沢賢治のお父さんをテーマにした本を読みました。
直近の直木賞受賞作です。(ゆ)に薦められ、会社の図書室で借りました。
非常に読みやすい文体で、サクサク読めます。
(以下↓ネタバレあり)

宮沢賢治って「清貧」なイメージですけど、
実はけっこうな地主のお坊ちゃんで、裕福なお父さんの援助のおかげで、
自由に創作活動ができてたんだそうです。知らんかったな〜

それでも、親の生活スタイルとは合わないからと、近所に親が借りた家に住み
そこで畑を作って「雨にも負けず・・・」を書いたり、農家さんに営農指導したり
いわゆる清貧ライフ(もどき)を送っていたそうです。
でも、虚弱体質で、作品がようやく認められ出したころには、
親の心配通り、結核にかかって、看病虚しく、死んでしまいました。

父は、利発な賢治を愛していて、陰日向となり応援していました。
しかし、現代とは、親子の関係性が違う点が何度も強調されます。
子供を深く愛しているのに、それをおおっぴらに示せない時代。
賢治も、親の願う人生はどうにも生きられなかったけれど、父のことは尊敬し、慕っていたようです。
時代もあるよなぁと、すれ違う親子に、後半はとても気の毒でなりませんでした。
父親目線のもどかしい気持ちがとてもよく描かれていたと思います。
せめて、もうちょっと賢治の体が丈夫だったなら、親子仲良く過ごす時間も持てただろうになと思いました。

もう一冊は、「コンビニ人間」。こちらはひとつ前の芥川賞

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

Audibleで、オアシズの大久保さんの朗読で聴いています。
いわゆるアスペルガー気味の女性が、コンビニで働くことに関しては、こと完璧な店員を全うしているというお話です。
「ルーチンなら得意」ってやつですね。

まだ半ばなのですが、世代的に描写の感覚が合うのか、映像で見てるようにイメージできます。
クリーンなコンビニのなかで、淡々と働く女性。
そのふるまいはごく自然に見えるけど、実は他の人を観察して真似ているもの。

朗読に、さして滑舌が良いわけでもない大久保さんが選ばれた理由は謎めいていますが、
そんなに悪くなかったです。(どちらかというと、主人公より主人公の同僚のイメージに近い)

弾みがついたので、もうちょっと何か読みたいな〜
最近、地元の図書館がご無沙汰なので、会社の図書室を覗いてみたいと思います。

首を痛めたあなたに・・・

首を痛めました。原因は、元来の猫背、スマホ依存、セルフマッサージの失敗等々、明らかなんですけど
つくづく首って治るのに時間がかかる。いろいろしてますが、長引いてます。
もっと、昔から姿勢問題に真剣に取り組んでおくんだったと思いますが、後悔先に立たずです。
(まあ、ぶっちゃけますと、首のゆがみを治すという接骨院に行ったのが、今回の悲劇の始まりなんですが)

そこで出会った…というか、たまたまなんですが、
Amazonに「オーディブル」というサービスがあるのを知りまして、プライム会員だと3か月無料なんです。
(表には1か月無料としかないけど、開始すると、ちょっと聞くだけで最大3カ月までは無料にするよ!という案内が来ます)

それで、お試し中です。
子供には、さんざん受験勉強を強制している割に、自分自身は何も学びの場がない日常なので、
良心の呵責か何なのかわかりませんが、定期的に、英語を勉強したい!という衝動がやってくる私です。

毎度、その時期、流行のツールに乗っかっては、飽き、の繰り返しなんで、
大した成果にならず、子供に顔向けできたものでもないのですが
(しかし、子供はなぜか「お母さんは英語ができる」と思い込んでいる)
今回もまあ、3か月ぐらいなら頑張ってみようかなという感覚でおります。

そういうわけで、ボキャブラリも積んでは忘れ〜の繰り返しでありつつ、
多少は蓄積されてきてるので、今回のようなリスニングのサービスも、案外楽しめるわけです。

毎日の通勤中、ドラマや映画も気分が乗らない日があり、
首が痛くてスマホも長時間見られなくなったのもあり、
ここしばらくは、プライムミュージックで、POPSとglee castのオールランダム再生で過ごしてきましたが、
いつしか、出だしの一音二音で、もう何の曲でどんなサビだかわかるようになると、おしまいなんですね。
(インターバルを置くと、再び楽しめるようになるんだけど)

勉強意欲が降って沸いたところに、オーディブルのコンテンツは、意外に豊富で、
語学系以外にも、ビジネス書や文芸本、健康本などなど、話題の本が朗読になって沢山出ていますので
老眼が進んで、最近本もなかなか読む気になれないわ〜なんて人に(←私だ)、
月1500円はちょっとアレだけど、お試しだけなら、やって損はないと思います。

面白いのは、再生速度を変えられるところです。
英語の場合、遅くすると嫌でも聞き取れるし、早くして実際の雰囲気でリスニングもできます。
ちょっと戻しとかも簡単です。

ちなみに、子供が寝る前の読み聞かせにもよくて、
今、息子は「魔女の宅急便角野栄子 をちょっとずつ聴いています。
youtubeに落ちてるようなただの素人さんの朗読じゃなくて、ほんとにいい感じのプロの朗読です。

おすすめです!

アンナチュラル

1月期民放で見ているのは、石原さとみ主演の「アンナチュラル」です。
今旬のキャスト、スタッフで良き布陣です。
石原さとみは、さばけた役が似合いますね。
第三回は、セクハラがテーマの一つのようでしたが、
新登場の吹越さんが放つ、上から目線な一言一言に(←こんな役の金字塔な方)
カチンカチンと来てるのをにじませつつ、さくさく対応する石原さんがよかったです。
ラストは、超セクハラ男を超パワハラ男で封じる作戦。すかっとしましたね。
(今後逆襲されるようですけど)

そういえば、「男尊女子」という本が流行ってるそうで。
男を立て、女はサポートに徹するふるまいを美徳とする女性たちをテーマにしてるようです。
今は、そうは思ってない女性が増えてますので(ドラマの三澄さんと東海林さんもそうですね)、
同性同士、深い断絶が生じるわけですね。

うちの職場でも、結局、そういう無意識下の対立が根底にあるよなぁと時々感じます。
もちろん大人ですから、表面上は至って平穏です。にこやかなやり取りです。
いろんな価値観があるのが世の中ですからね〜

西郷どん

大河「西郷どん」が始まりました。
去年の大河は、後半の高橋一生フィーバーに引いてしまい、最後まで見れませんでした。
主演の柴崎コウも、謎めいた美女役のほうが向いてると思います。
オープンな役だとどうも一本調子で疲れました。

今年は幕末のお勉強を兼ねて完走できるといいな。
第1回の子役がいきいきしていて、つかみ成功!だったと思います。

主役(鈴木亮平)の魅力は、まだ登場したばかりなのでわかりませんが、とりあえず大柄なのはよかったです。
堤真一じゃ華奢すぎます。

今のところ、島津斉彬役の渡辺謙のほうが目立ってます。
ずいぶん老けた若殿様だけど、篤姫のときだって高橋英樹だったしね。
そこは度外視なのです。あのスーツっぽいお召し物が気になりました。

過去のキャスティングと比較は続きます。
ズバリ、対「篤姫」。(アニは「飛ぶが如く」まで遡るようです)

あ、平幹二郎竜雷太になったのね〜
なりおき&お由羅は、鹿賀丈史とルミ子かぁ(なんだか鼻の下長いコンビ)とか、
篤姫北川景子ってさすがに美人すぎないか?
幾島は、松坂慶子斉藤由貴だったのが、結局 南野陽子になったのね、とか。

(この降板劇の男女差はなんだったんでしょうね。そしてなぜスケバン刑事女優で交代なのか?)

西郷さんと殿をつなげる、沢村男爵の配置がいいですね。
そして、また瑛太!好きだけども!
薩摩藩士で秀才だけど、違う役、ってややこしい〜

脚本は林真理子と組んだ中園ミホさん。トレンディドラマのイメージの方ながら
ぜひ「篤姫」を超える、骨太大河をお願いいたします!

イミテーション・ゲーム

映画「イミテーション・ゲーム」2015・イギリス

プライムで、カンバーバッチの目力に負けて、なんとなく見始めたら、最後は泣いて観終わりました。
間違いなく、最近見た映画のNO1です。さらに「ダウントン・アビー」ファンなら、特典があります。

実話をもとにしています。
舞台は、ヒトラーがヨーロッパ侵攻を進めてた頃の英国。
優秀な数学者アラン・チューリングが、ドイツ軍の暗号機、難攻不落の「エニグマ」解読に挑戦します。

しかし英国俳優界は、本当に素晴らしいなぁ…ルックスと演技力の両立…
この冬の話題作「オリエント急行殺人事件」も映画館へ見に行きたくなってきました。

さて、カンバーバッチといえば、もちろん「SHERLOCK」ですよね。
今年シリーズ完結したそうですが
私は、ワトソンの奥さんが登場したシーズン3までしか見ておらず。
そしたら、来年元旦、再放送があるようですよ、奥様。

聞くところによると、ワトソン役の役者さんと仲が悪くなって、それもあって「SHERLOCK」は終わったようですね。
残念ですが、原作は永遠なので、また素敵なコンビが登場することを願っています。