Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

過剰歯手術

春休みに息子の過剰歯を抜歯しました。過剰歯というのは、その名の通り、過剰な歯のことで、乳歯でもなく永久歯でもない根っこを持たない「歯未満」の物体が正常歯の成長を妨げるものです。前歯の乳歯が抜けた後、かなり長い間、永久歯が出てこないのをアニが気にして、歯科でレントゲンを取ってもらったところ発覚しました。http://hanoblog.com/supernumerary-tooth-221

東京医科歯科大の小児歯科外来を紹介していただき、三月上旬に初受診。
紹介状で大学病院なんて久しぶりなので少し緊張しました。本人も外来に近づくにつれて大きくなる子どもたちの泣き声で、ずいぶん焦ったようです。
しばらく待つと、担当の優しそうな女医さんがあらわれました。「よくある手術で心配ありません」と丁寧に説明をしてくださり一安心。「ただ、術後数日は安静にしたほうがいいので、春休みに入ってからがいいでしょう」ということで、春休み初日に予約を入れました。

診療日が平日のみなので、そう何度も仕事を休めず、手術当日の付添いはアニにお願いしました。
怖くてあまり聞いていませんが、結構奥にがっちり詰まっていて、ぐりぐり掘り出すような手術だったようです。血も結構流れたとか。

問題はその後。そのままよろよろ帰ってくると思いきや、職場から何回電話してもつながらない。そしたらなんと、水道橋の「後楽園ゆうえんち」で遊んできたというではないですか!?

「手術直後なんて安静、即行帰宅に決まっとろうが〜〜!」と私が言うのがわかっていたので、二人でひみつに計画していたようです。
フリーフォールなど二つ三つ乗っただけで疲労が出たようで、帰ってきたとのことですが、問題は帰りの電車。
JR車内で爆睡する父子。しかも、眠りこける小学生の口から流れ落ちる鮮血・・・スプラッタじゃないか〜!

見かねた乗客から「大丈夫なんですか?」と声をかけられたそうで。人騒がせな親子です。
帰宅後しばらくして血も止まり、二週間後の経過観察も問題なしでした。