Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

この世界の片隅に

9月が終わり、ドラマ「この世界の片隅に」を見終わったので、満を持して、世界配給となった能年さんのアニメ映画版のほうを、初めて見てみたのだけど、どうも、ドラマ版のダイジェストのように感じてしまった。のんさんごめんなさい。

私の見た順 原作マンガ→連続ドラマ→アニメ映画
北川景子スペシャルドラマ版もあるそうですがこれは未見)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

そうは行っても、後発で、三か月たっぷり、原作と映画を土台に、周辺キャストのドラマも丁寧に描いていた実写ドラマ版に対して、映画は二時間半しか無いので、展開もあっという間で、いろいろ端折ってるとこが気になるのは仕方ない。

でも、ドラマの俳優さんたちの演技が、アニメのすずや周作さん、りんちゃんの演技に寄せてると言うのには気づきました。リスペクトなんだろうな〜と思う。

そんな中、義姉の径子役だけは、両方違うテイストで、どちらもそれぞれ印象に残りました。映画版の声優は若手の舞台女優さんらしい。ドラマ版はさすがのオノマチ。

息子は、原作者こうの史代の「ぼおるぺん古事記」にもハマっています。これまた傑作です。古典の現代訳というミッションはいつも素晴らしく知的興奮に包まれます。ありがたや、ありがたや。

夏ドラマは韓流に

夏ドラマ地上波、スタート時はあれこれチェックしていましたが、
今見続けているのは、

オンリーとなっています。

これはなかなか良い作品になりつつあるのではないしょうか。
この松本ほのか・松坂桃李版が終わったら、満を持して、アニメ版(能年さん)を見ようと思っています。

しかし、それ以外の「チアダン」やらは、録画が溜まるばかりでなかなか食指が動かず。ついまた、Amazonプライムの誘惑に負けております。定期的に新作が降りてくるからなぁ。
今、見てるのは

です。

花郎」・・・美形運動女子から、美形韓流男子が舞う韓流時代劇へ移ってしまいました。
身分の低い主人公が、貴族の世界に飛び込んで…、というよくあるやつなんですけど、時代が新羅(シラギ)という設定が珍しいようです。
花郎という言葉自体は、「日出処天子」に出ていたので、知っていました。淡水と調子麻呂だっけな。ドラマを見ながら、このころ、日本では厩戸が〜なんて妄想もできます。

あと、キャストも含め、若者を時代劇視聴に回帰させようという思惑があるのかないのか、登場人物たちが、やけに現代風ファッションで描いています。
昨今の某大河のように、演出もまるで学園・恋愛ドラマです。

従来、韓流時代劇といえば、男女ともにロングヘアのひっつめが基本で。
男子ははちまきに帽子、女子はでこ出し三つ編みで、身分のある方ほど、三つ編みぐるぐるアートがどんどん大きくなり、かんざしブスブスにするスペシャルなものでしたよね。

それが、ファランだと、女性も男性も前髪たっぷりのダウンヘア。一番高貴なはずの太后ですら、茶髪で、腰まで垂らしたストレートロングなわけです。
あと、女性の胸元が合わせでなく、布一枚なので、なんだか夏の避暑地に来たような開放的な雰囲気になります。(ヒロインはお堅い設定なのか合わせ)
若者たちが出会う場所も、現代のクラブやカフェのような雰囲気で、ツッコミどこ多いです。
そんな軟派時代劇にホイホイ喜んでいた私ですが、あっという間に前期配信分を見終えてしまい(続きは9/12から)どうしようかなと思ってる頃に、登場したのが「ミセン」です。

「ミセン」・・・こちらは現代ドラマで、2014年の作品だそうです。日本でもこれをもとに、某平成ジャンプさんでドラマ化されたそうですが(見てない)。グッド・ドクター枠なのかな?
冴えないと思われていた主人公が、メキメキ成長していくお話らしいです。口コミが良かったので、きっと楽しくなりそう。とりあえず二話まで来ましたが、とにかく早く続きが見たくて、時計よ回れと念じています。

ミセン -未生- DVD-BOX1

ミセン -未生- DVD-BOX1

吉祥寺

日曜は、すいすいからお誘いがあって、吉祥寺ランチに行ってきました。
最近は、人気のお店を紹介したまとめサイトが多いので便利だな。
可愛いワンプレートランチのお店(オーケストラ)を予約して、朝イチで入ることができました。
二軒目は、ぶらぶらしてるうちに見つけたニューオープン・パリ発のパティスリー・ブーランジェリ・リベルテ
ここもとっても素敵でした!

尽きぬ話題は、やはり子供たちの受験のこと。
成績や性格、将来のことを踏まえて、どう頑張らせればいいのか、どこを受けさせるのが最善か母の迷いは尽きず・・・。
お互い話すうちに、だいぶスッキリしました。
すいすいとは年々仲良くなっていて、本音でいろいろ話せるのが嬉しいものです。

夏ドラマなかなか楽しく。

2018夏ドラマです。今期録画しているのは、

ドラマ

  • dele(ディーリー)・・・金城作品のファンなので。すださんはいつまでも少年だなぁ。
  • この世界の片隅に・・・どうせなら、能年さんがよかったのはやまやまだけど、新人の松本さんの鼻にも慣れてきました。コメディパートが楽しい。幸子とか径子とか、あと、二階堂ふみを初めて、すご〜くいいと思いました。チャキチャキしたイメージの人が、静か〜な役をするのが好き。
  • チアダン・・・土屋太鳳 石井杏奈 夏はこういう明るい青春ものと美しい若者を見たいものです。
  • 西郷どん・・・小栗龍馬が出ると聞き、復活。

アニメ

  • はたらく細胞・・・「人体」をお勉強中の息子に向けて見始めたけど、かなりおすすめです。理科と社会の暗記系は全部アニメ化してくれたらいいのに。

配信

  • ベイビーステップ・・・テニスドラマ。主人公の好感度が素晴らしい。マンガも読んでみたくなります。
  • ゲゲゲの女房・・・松下奈緒がとことん可愛い。笑ったり怒ったりふくれたりするのに全部可愛い。貧乏っぷりも見応え。

他、プライムにシン・ゴジララ・ラ・ランドが入ってきたので、時が経つのは早いなぁと思う。

エアコン問題。

暑い日が続いています。アニ実家近隣を襲った西日本豪雨の後は、連日の高温注意報。
不要不急の外出は控えよとは、まさにその通りで、建物から建物の短時間の移動ですら、命の危険を感じます。

私は暑がりの汗かき、肌も過敏。若いころは冷え性でしたが、妊娠を境に体質が変わりました。
高温多湿で汗が止まらなくなるとすぐ、手足に痒みが出て蕁麻疹になります。
アレルギー薬を飲んで、涼しくすれば治まりますが、もし、扇風機の風も届かない不自由な避難所暮らしになったとしたら、
きっと真っ先に、痒い〜と大騒ぎしてしまうことでしょう。正直、東京で被災するなら、季節は選ばせてほしいところです。

自宅は低層マンションの最上階なので、屋上の熱気が直接伝わってきます。
エアコンをつけなかったら、室内はすぐにサウナ。冬はその真逆。
そんなわけで、夏場は特にですが、ペットもお花も迎え入れることができないでいます。

一口にマンションといっても、こういった極端な気象が常態化する時代、快適・安全な住居環境を保ち続けるためには、
入居に際して、立地や階、方角などの精査がとても重要ですね。
そのへんを妥協しているなら、エアコンなど後付のものでしっかり対策できるようにしておかないと、室内にいても危険です。
息子が低学年の頃は、短時間の鍵っ子をさせることをそれほど気にしていませんでしたが、
高学年になった今年の夏のほうが、たとえ小一時間でも、一人でいさせるのが心配です。
もし一人でいるときに熱中症になっても、助けられないという不安からです。
夫婦で交代に在宅勤務制度を使って、一人になる時間は最小限にしています。
まだまだ小学生男子。予断を許さないのです。

夫は転居の際、地盤や利便性はよくチェックしてくれていますが、さすがに最上階は暑くて寒いというのが、
ここまで極端だとは思いもよりませんでした。まあ賃貸マンションの性能の限界というのもありますね。
実家は分譲マンションの最上階ですが、風通しがいいのでエアコンの効きに問題はないようです。

つくづく「地球温暖化が激烈に進行している」「甚大な自然災害が頻発している」という不都合な真実を、目の当たりにしているわけですが、
氷河期の到来や、はたまた、隕石襲来で絶滅した恐竜の次は、人類が高温や水害によって地球上から淘汰されていくのかもしれません。

歯科考

先日しぶしぶ、半年ぶりの歯科に行ってきました。
そもそも、不肖わたくし、幼児期に虫歯で歯が抜けすぎて、入れ歯をしていたぐらいのヤツですからね。
お砂場で「入れ歯落としちゃった!」と泣いた子ですからね。
筋金入りの歯医者通い・歯医者嫌いなんです。

ちなみにここまでの虫歯っこになった理由ですが
母が初めての育児で、哺乳瓶を咥えていればご機嫌だった食い意地の張った娘に
野菜ジュース(というけど、たぶん果物メインのジュース)を飲ませっぱなし、与えっぱなし育児で対応し、
歯磨きをおろそかにしたためのようです。(今だとスマホ育児的な)

結果、生えたばかりの乳歯は軒並み虫歯の餌食に。。
幼稚園の帰りに寄る歯医者さんが大嫌いで、子供心に必死の抵抗をしたのを今も鮮明に覚えています。

その後、成長するにつれ歯医者に行きたくない一心で、フロスだフッ素だ電動歯ブラシだ、と人一倍、メンテナンスには気を遣ってきたはずなのに
どうもいまいち結果に結びつかないジレンマを感じておりました。

ある折に、医科歯科大の先生に私の歯を診てもらったんですが、
「歯にスが入っているタイプね。拡大してみると、普通の人より歯の表面が軽石みたいにざらざらぼこぼこしてるから
 きちんと歯磨きしていても、ステインが残りやすいし、歯石もつきやすいの。これは体質で変わらないからしょうがないわ」
エナメル形質不全という類のものだそうです。はい、死ぬまで歯医者さんとお友達♪という残念なお知らせでした・・・

息子は、今のところ夫に似て、虫歯なしをキープ中。今年から歯列矯正を始めています。
「矯正治療費50万か〜お仕事がんばろう〜(泣)」と思っていた矢先。
春の学校健診で、片目の視力が下がったという通達が届き、茫然。
本人は自覚症状あったのに、もう片方で見えたから、と一切申告なし(怒)
おそらく横目でテレビ見たり、布団で本読んだり、ちかちかゲーム・・・
片目から始まる近視は急速に悪化すると聞き、青ざめるメガネ未経験の母です。
あわてて連れていった眼科では、当面は様子見でいいですよ、と言われたのですが、
不安しかないなので、さっそくマジカルアイとか、視力回復トレーニングを見よう見まねでやらせています。

それにしても、息子にこれだけお金がかかってるのに
母のほうだって、全身ガタが来てますからね。
教育費と天秤にかけて、己のメンテ費用をどこまでかけるべきか悩みます。

  • いよいよ登場し出した白髪→白髪染め寄りのカラーリングは、お高くて艶が出にくい
  • スキンケア→アンチエイジング品は、足元見てお高い
  • メイク→少しでも化粧ノリよくしようと高級品に走りがち
  • 体力→ジム通いとかめんどいし、お高い
  • 加速度的に進行中の老眼→スマホ依存が止まらない→数年内に老眼鏡代が発生との経済予測
  • まぶしさも加速→サングラスいいのを買わなきゃと思ってる→お高いので保留中
  • 虫歯進行、歯の欠けなど→セラミックにするとお高いので、他の出費を鑑み、見えない位置のは保険診療だけど、見えるところが欠けたらお高いコース不可避。

と、「お高い」のループですじゃ。
ああ、いやーーー

江田島

ゴールデンウイークは、中受塾の長期休み。サピックス日能研も休講です。年末年始を永遠に返上している業界ならではです。
連休明けにはテストを控え、余裕もへったくれもないのが我が家の実情ですが、そうはいってもお休みです。快晴です。自然が呼んでいます。
というわけで、毎年恒例の広島帰省でした。
二泊三日と駆け足でしたが、途中、江田島へ遊びに行って、リフレッシュすることができました。

江田島は、呉のお向かいに浮かぶ、人口約25000人の立派な島です。本土に接近しているので橋がかかってますし、フェリーや高速船も便数があり、日々通勤通学で大勢の人が本土と行き来している町です。

数ある特産のひとつオリーブをフィーチャーしたおしゃれなレストランを教えてもらったので、そこにランチに行ってきました。→江田島オリーブファクトリー
勇んで行ったら、さすがにゴールデンウイークです。
ちょうどお昼時についたのもあり、激混みでした。名前書いて1時間以上待って、やっと入れたから!!

待ちに待ってようやく、生地からこねて、窯から出たてのあつあつの美味しいピッツァランチにありつけました。
何種類ものオリーブオイルがサーブされて、効きオリーブができます。(我が家的にはオーストラリアブレンドが一番)
食後には、おしゃれなイタリアンデザートも堪能。
目の前には真っ青に輝く海。かきいかだが浮かんでいるのも見えます。
牡蠣も食べたかったなぁ。本当はこの時期、潮干狩りができるんですが、昨年あたりから貝が不漁らしくNGで残念でした。

有名な旧海軍兵学校の見学もする予定でしたが、息子がちょっと気分を悪くしてしまい、後ろ髪引かれつつ撤収となりました。
(最近、時々原因不明の体調不良があり、ちと心配)
タクシーの運転手さんに、生徒さんが連休帰省中だから今日は行っても退屈だよ、と慰められ。

次は、潮干狩りも見学もしてみたいです。

江田島の紹介はこちらのブログが面白かったです。
http://marujikan.com/etajima-appeal

そういえば、ニュースになった向島の脱走犯ともニアミスだったかもしれません。
重罪犯ではないのもあり、また無事つかまったことも踏まえての、ノー天気な感想ですが、瀬戸内を泳いで渡ってって、なんだかちょっと、冒険って感じでワクワクしてしませんか。
車を盗んだときに残されていた「お借りします、絶対傷つけません」というメモからも、「レ・ミゼ」や「巌窟王」というわけにはいきませんが、なんとなく、根っからの悪人ではないのかなと思ってしまう母心。
今度は、無事刑期を勤め上げますように。