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アラフィフのつれづれ

大腸内視鏡検査レポ

無事、大腸内視鏡検査から帰還しました。オエエとなることは一度もなく、快適に検査終了です。パチパチ……。以下、覚書として詳細なレポートを残すので、くれぐれもお食事中の方は読まないでください。

 

さて今回、「痛くない!」をキーワードに検索して、「新宿内視鏡クリニック」にお世話になることにしました。生まれて初めての胃カメラ大腸内視鏡同日実施を敢行です。

数日前に採血と超音波の事前検査を終え(卵、ミント、大豆へのアレルギーを確認されました)、本番前々日から指定の下剤を飲んで、大腸空っぽを目指すのですが、こちらは、「患者に負担なく」をモットーとしており、前日21時まで食事オーケーなんです。よき!前日に食べてよい食事メニュー案を渡されるのですが、結構いろいろ食べられて、満足でした。

当日朝はさすがに絶食。お水で喉を湿らせて自宅を出ました。新宿駅から都バスに乗車。クリニックにつくと満員御礼です。今日は外来なしで、検査オンリーの日だそうです。

受付と採血を済ませると、不織布の専用着に着替えます。下衣が、懸案の個所(=お尻)を紐で開閉できるしくみになっています。紐が恥ずかしい~ですが、上衣がロング丈なので安心。

そして、小さいカップ一杯の透明の下剤を渡されて飲みました。甘くないスポーツドリンクみたい。液体の下剤はこれだけでした。

こちらは水浸法というやり方で内視鏡を通すそうなのですが、その前段として、まず胃カメラをやります。こちらも、昔から相当辛いと噂で、長年回避してきた検査ですが、40代も半ばとなり、一度は見ておこうよ、どうせなら一緒がイイネ!と思い立ってきたわけです。

まず胃カメラは、診察台に横になり、鎮静剤を注射されると、心臓がキューっとなり、そのまま意識を失います。胃カメラと、たぶん同時に内視鏡で下剤の注入が行われます。そして10分後、看護師さんに起こされると、ボーっとしたまま安楽椅子まで歩かされます。(ここが前回見た、よろよろ歩く患者さんの実際。つまり麻酔明けでよろよろだったわけ)

そこで、15分ぐらい休むと、突如意識がぱちっと戻り、次は大腸検査に向けて、2時間ほどトイレに通うことになります。

トイレ内部には、排便の状態が段階別に記した写真(!)があり、最終段階の写真と同じ状態になったら、流さず(!!)、呼び出しボタンを押して、スタッフに確認してもらってください、と言われます。

ここがこのクリニックの検査クライマックスだと思います。直接注入の下剤はよく効いて、自然何度もトイレに呼ばれます。私の場合、10回近く行ったところで、ようやくスタッフの合格点(大変なお仕事だな~とつくづく感心)をいただき、いよいよ大腸内視鏡へ挑みます。

 二回目の鎮静剤注射(ちょっとうろ覚え)で再び、あれよあれよと意識を失います。そして、15分後、また起こされ、安楽椅子で休憩です。

休憩が済んで、検査着から着替えて待っていると、先生に呼ばれます。

画像データとともに説明を受けます。

今回は胃に「逆流性胃腸炎」の軽い炎症あり、大腸周辺は特に問題なく、ポリープ切除もなし、一部白くなっている個所があったので、念のため病理検査に出しています。一週間後に結果が出ますので都合を見て来てください、とのお話でした。

自分の前後の人はポリープ切除と言われていたので、自分は軽症で済んだようです。ほっと一安心。

そして、画像データのプリントアウトをいただき、会計が済んだら終了です。

あー全然痛くなかった、よかった!!

前回、オエエとなっていた人はおそらく、鎮静剤なしでリアルタイムで確認したいという方だったんじゃないかと思います。

今回は誰ひとりオエエとなることなく、とにかくトイレタイムを頑張る、という不思議な連帯感で集った仲間たち、という感じでした。

料金は15000円弱でした。ポリープ切除の人は、27000円と言われていたような。

数日後、下剤や鎮静剤など薬剤投与の副作用か、ちょっと湿疹が増えた気がします。それでも、トータルすっごく楽に検査できてよかったです。おすすめです。