Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

2016冬ドラマ

今期見てるのは、ダウントンアビー4(NHK)と、グリー5(Amazonプライム)、真田丸NHK)とあさが来た(NHK)になりました。


ダウントンは、各キャラクターの人となりがすっかり板についてしまい、ややマンネリの香り。深窓のメアリー様が領地経営に乗り出すとか、トムの居場所の無さとか、アンナがあんな目にとか、はねぇ。やっぱりマシューやシビル様が唐突に降板したせいで、ストーリーの破たんを招いている気がします。
こんな世界的人気で殿堂入り確実なドラマの当たり役を降りてしまうなんて、ほんとに先見の明がない二人だな!
もう一人、オブライエンがひっそり辞めてしまったけれど、あれは、役柄で演じたあまりの性悪ぶりにファンから怖い中傷メールが来すぎて、女優さんが心身疲弊してしまったそうですね。私もほんとに演技と地の見分けがつかなかくなってった。あまりに上手過ぎた不幸。さすがに気の毒なので、オブライエンさん役の方の降板は、例外として承認します。(←プロデューサーか?)

こういう予定外に俳優さんが出られなくなった場合、ふつう代役が入りますよね。日本でも橋田スガコ女史系のドラマで頻発してます。まったく別人、別の顔なのに、何食わぬ顔で、セリフ言って。私、それでもいいと思ったんですけど。

映画の続編でも、そういうの結構あります。バックトゥザフューチャーとかヒロインがガッツリ変わったし。ハリーポッターも校長先生変わってた(正直ひげでしか認識してないし気付かなかったけど)というのに、ダウントンでは役柄自体死亡となってしまい、ほんと、なんか勿体なくてしょうがないことです。


お次、glee5は、すっかりNHKに見放されて、宙ぶらりんになっていたシーズン4以降を、配信系のサービスが拾ってくれていて、ありがたい限りです。
配信系の音楽だのドラマだの、目下私の最大の娯楽です。よい世の中になったもんじゃ。(ちなみに音楽アプリは「スマホでゆうせん」に落ち着いています。)
そんな人気急落のグリー5は、いよいよサンタナ姐さんがNYまで出張してきて出ずっぱりです。
しかし、この方ほんとにボディラインをピタピタ強調した服着ますよね。(スタイリストのセレクトじゃないと思う。絶対本人の意向だと思う!)

初期に劇中でスー先生に「豊胸したなー」と責め立てられてましたが、その時は「え、そんなに増えたようには見えないけど??」だったのでよくわかりません。わかりませんが、それ以後、えらく強調するようになったし、その件に触れるセリフが多かったのは事実です(日本ももっとオープンになればいいのに)。でも推定Dカップぐらいなので、ちょうどいい頃合いなんですよ。
サンタナ、わかった!もう細いのに胸あるスタイル抜群なこと、よ〜〜くわかったから、ストーリーに集中できないし、ちょっとは隠して〜と思うおばちゃんです。

肝心のストーリーは、芸能の道を真面目に進むとエゴとエゴのぶつかり合いになるしかないっていうのがテーマみたい。今回は、レイチェルが主役を射止めた舞台「ファニー・ガール」の代役に、サンタナが応募してきて、まんまと合格しちゃうっていう展開でした。
そのエゴをどうコントロールして、成功と友情、どっちも取って幸せになれるかを描いてるし、描けてるなと思ってます。
どんなに喧嘩してても、好きな歌を一緒に歌って、ハモって、発散すれば、結局仲直りできちゃうっていう「音楽の魔法」が乱発されてるけれど、やっぱり歌がみんな圧倒的で、見てる方も、やっぱり・・・だよね!と信じられちゃうわけです。
今期は、オーディション番組「アメリカン・アイドル」が産んだスター☆アダム・ランバートとアナ雪のアメリカ版May・J的ポジションの、アイドル番組出身のロックなお姉ちゃんこと、デミ・ロヴァートがゲストとして登場するんだけど、この二人がとてもいいスパイス、というか、NYメンバーのいざこざの見事な潤滑油になってくれててました。今回、フィン亡きあとのシーズンで、脚本相当苦労したんだろうけど、よかったよーーと肩をポンポンしたくなる私でした。
マッキンリーHI組は、相変わらず地味。ひとえにティナが痩せないのが悪いと思う。もう遅いけど。メルセデスは無理だけど、ティナはもうちょっと頑張ろうよー。ほんとストーリーに集中できないし、サンタナと真逆の意味で隠して〜と思うおばちゃんでした。

そして、真田丸。目下、私より息子の方が楽しみにしていて、日曜ともなると、従来あれこれダラダラしていたことを一切やめて、「だって8時の真田丸観れないとやーだし」とアピールしまくるようになりました。小2にウケる大河。
息子と一緒にみるのは、とても楽しいのですが、画面に向かって「なんだよそれ」「えー?」とか、「危ない!」「迫力ありすぎ」なんてコメントが大声でうるさいのです。
じっさい、5割がたコントなので(?)ツッコミたくなる気持ちもわかります。伊賀越えのウッチーとかもうやり過ぎってぐらいでしたし。
後半、「もう五分でいいから黙って!!」と私と夫、両方から叱られ、それでも止まず、仕方なくTVを「字幕オン」にしてみる始末でした。
大人はもう、史実を知ってるし、三谷的展開も予測がつくわけで、あとは見どころをうまいこと息子に説明できるかが要になってきてます。
特に夫は、やはり武将系に詳しいので、かなりマイナーな部下キャラまで説明してきます。
戦国時代への興味は作れたようです。

最後、「あさが来た」。すでに人気も盤石ですね。

ハルさんはほんまに運がよかったですね。そして、やっぱりホンが大事!イケメンズもよかったんですけど、私はやっぱり加野屋の人間関係を上手に構築できてたのが良かったんやと思てます(うめの声で)。

玉木宏は千秋さまのイメージを刷新できてよかったな。ディーン氏はイケメンなのはわかるんだけど、かっこよさがなんとなく二次元的で、見慣れない。なんだろうこの感覚?
てらいなくハンサム過ぎるのかな。あと、演技はまだ日本的には妙っていうか、あ、緊張してるのかなってときがありますね。

夫はお気に入りの「大番頭さん」が去ってしまったのを寂しがってました。