Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

大河ドラマ考

そういえば、来年の大河が真田幸村で、戦国モノなのですが、ホンが三谷幸喜なのに、あまり期待感高まらず。個人的に、あの人のユーモアセンス、退屈なんですよね。なんか全部予想の範囲内で。ネットでも加速度的につまらなくなってるって、ニュースになってましたし。もう不安しかない。

限定的な空間で繰り広げられるスラプスティックとしては大変面白いんですけど。それを大河のスケールに持ち込まれても困るわけです。
毎度オールスターキャスティングなのも苦手。あれじゃ、紅白みたいに、それぞれが目立つシーンを作んなきゃならず、不自然な展開になるのも当たり前なのです。
かといって、超スターが小さい役でちょっと出ても、それはそれであざといし。私の中では「やっぱり猫が好き」「十二人の優しい日本人」がピークで終わってます。

真田氏しかり、「歴史上の人物」として名前が残ってる人って、人生そのまま素直に描きだすだけで、もうじゅうぶん見ごたえあると思うんです。なのに、なんか勝手な加筆修正というか、自己満な解釈とかガンガン入れられても、違和感しかない。

もう、ジェームス三木みたいなの書ける人いないのかなぁ・・・

私としては、現在放映中の「あさが来た」が順調な大森さんあたり、あと数年すれば大河もイケるんじゃないかという期待。井上由美子御大や、内館牧子女史もそろそろ返り咲いてほしいですねぇ。

あ、今年の大河は完全スルーでした。今回は脚本家が前半一人→二人→三人となったそうですが、もうね、最初から一人で一年分全部書く、とか大プレッシャーやめていいです。一話ずつコンペ、ぐらいの海外方式でやったほうがいいと思います。あと、最終話とまでいかずとも、2/3は台本完成させて、方向性や面白さをスタッフ全員で確認してから、撮影開始にするのもいいです。行き当たりバッタリに大金投じて、ほーんとお金のムダですよ。