鴨川ホルモー
やっと本編を読めました。短編の「ホルモー六景」を先に読んでたので、「ホルモーとはなんぞや」という点について無闇に焦れずに済んでよかった。このマキメさんという作家は、伏せて、伏せて、焦らして、明かす、という作風なんだな〜。
もちろん焦らされた分、スケール大の展開が待ってるので、納得できちゃうんですけどね。アニが「『マキメ』なんだ〜『マンジョウメ』と思ってた」と。それは「20世紀少年」です。
デビュー作なので、人物描写はまだ荒い感じもします。でもアイデア勝ちです。ぜひ実写化を。
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 産業編集センター
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 単行本
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