鼻歌

気候がよく、ipodの曲を増やしたのもあって、自転車に乗ってるときの鼻歌度が、格段に上がっている。音痴なりに低音パート（ハモリ好き）をフンフン奏でてる内、興が乗りわざと遠回りで帰ったり。
鼻歌で思い出す、声楽をやっている友人のお話。
彼女は歌がお仕事なので、ふだんから風邪を引いたりしないようとても注意していたのだけど、その最たるものが「声帯を安静にしなきゃいけないときは、音楽を一切聴かないようにする。音を聴くだけで無意識に使ってしまうから」というものだった。自分は初めてこの話を聞いたとき、ものすごく驚き、なるほどそういうものだったのか。。。といたく感心したのだ。
それから何年経っても、一人音楽を聴くときは「ああ今私の声帯は反応してるのね」「この喉まで出掛かっている鼻歌は、もう歌ってるも同然なのね」と怪しげな解釈で一人悦に入っている。元気かなあ、美人の彼女♪