ほりけんといえば
- 作者: 堀井憲一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: 文庫
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そのへんてこな好奇心のベクトルを、東京ディズニーリゾートにぶつけた名作が、今年出版されていた。ここ数年行く機会が多かったのもあり、ふむふむと楽しく読む。
素直な感想として、こういう客観的な視点をもつガイドブックのほうが、世の中の大多数を占める、「ミッキー最高!」っていう一部のマニア以外の人には合ってると思う。冒頭にも書いてあるけど、ディズニーには暗黙の「批判しちゃいけない」というメディアのイメージが存在してて、大半のガイドブックは「最高!」「絶対行くべき!」的な内容に終始してる。
でも、そればっかりじゃ現場での混雑、混乱に対処できないのだ。この本にはねずみの国やねずみの海で、楽しくサバイバルするために本当に知っておくべき情報がある。というわけで、当面行く予定はないけど☆5つ。
でも、来客数減ってるってニュースもあったなぁ。こういう攻略本もいずれ不要になる日が来ちゃうんだろうか?