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アラフィフのつれづれ

ほりけんといえば

東京ディズニーリゾート便利帖 ポケットガイド (新潮文庫)

東京ディズニーリゾート便利帖 ポケットガイド (新潮文庫)

自分的に「ほりけん」といえば、ネプチューンより先にこの人だった。昔、スキー場ごとのトイレの数とかぴたぴたウエアの着用率とか、どこのゲレ食のカレーがまずいとか、そういうふつう誰も調べない統計調査情報満載のへんてこ本の人。
そのへんてこな好奇心のベクトルを、東京ディズニーリゾートにぶつけた名作が、今年出版されていた。ここ数年行く機会が多かったのもあり、ふむふむと楽しく読む。
素直な感想として、こういう客観的な視点をもつガイドブックのほうが、世の中の大多数を占める、「ミッキー最高!」っていう一部のマニア以外の人には合ってると思う。冒頭にも書いてあるけど、ディズニーには暗黙の「批判しちゃいけない」というメディアのイメージが存在してて、大半のガイドブックは「最高!」「絶対行くべき!」的な内容に終始してる。
でも、そればっかりじゃ現場での混雑、混乱に対処できないのだ。この本にはねずみの国やねずみの海で、楽しくサバイバルするために本当に知っておくべき情報がある。というわけで、当面行く予定はないけど☆5つ。

でも、来客数減ってるってニュースもあったなぁ。こういう攻略本もいずれ不要になる日が来ちゃうんだろうか?