Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

トライアングルトーク

教育テレビでやっていた女性脚本家を集めてのトライアングルトーク番組を見た。
「ドラマは女が創る」というタイトルで(詳細はこちら)、一人が大河「篤姫」をヒットさせ、来年の大河「江」を描くNHKづいてる田渕久美子。それから「ふたりっこ」大河「巧妙が辻」を描いたヒットメーカー大石静、そして「ハケンの品格」「やまとなでしこ」の中園ミホで、脚本とはなんぞやをあれこれ語り合うんだけど、すごく面白かった。
50代キャリア女性の台本のない牽制を効かせた本音トークというのがこれほど見ごたえがあるのかって。大石さんと田渕さんが龍虎という感じで、一見和やかに、でもバリバリとプライドをぶつけ合っていて、そこに大河歴がない中園さんが、二人をきっちり立てつつも存在感を示そうとする。
(でもウィキ見たら、中園さんと田渕さんが同じ51歳で!大石さんが59歳だった。中園さん見た目若っ)
ラスト近く、大石さんが「大河で『お江』をやるって、それも、また田渕さんがやられるって聞いたときのショック!」という発言が、ものすごいビリビリっとした空気を発生させてて、でもまったく怯むことなくにっこり微笑む田渕さんとか、見ものだった。とにかくそこらのドラマ以上にドラマティックな1.5時間でした。