Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

舌癒着症(2)手術

翌朝にはご機嫌

今日は息子の手術日。実家から車を出してもらった。早く着きすぎたので、大学敷地内にあるガラス張りのカフェでお茶。(こんなところで息子は喫茶店デビュー。終始おとなしく人間観察。)
いよいよ手術時間が迫り、緊張しながらクリニックへ。処置は5分ほどで済む。超音波メスで出血もほとんどないはず。息子を抱いて診察室に入ると、さっと看護婦さんが取り上げ「お母さんは待合でお待ちください」と出されてしまった。
泣くかな、泣くだろうなと心配していると、診察室のドアにちょっと隙間が開いていたのでこっそり中を覗いた。息子は白い布で体をくるまれ、その上から看護婦さんが覆いかぶさるように押さえている。そこに先生のメスが…!?肝心のところは影で見えなかったけど、息子の泣き声が聞こえてきた。麻酔で痛くないはずだけど、口の中をこじ開けられるてるのはわかるだろうし、違和感はあるに決まってる。かわいそうだ〜ごめんね…と心の中で呟く。
手術は本当に5分もかからず、中へどうぞと案内される。息子は泣きじゃくっている。「べったりくっついてましたけどきれいに剥がしましたよ、おっぱいあげてください」と小さい個室へ促される。しかし、興奮状態で授乳どころではない騒ぎの息子をなだめるのに時間がかかった。口の中を覗くと、上も下もぱっくり開いている。今までこんなにくっついていたんだ…と驚き。
しばらくしてやっと落ち着いたものの、おっぱいは拒否。「まだだめなの?」と落胆しつつミルクをやる。ミルクはすぐ飲んだ。そしてその後、おっぱいも飲んでくれた。吸い付き方はもともと上手なのであまり変化は感じられない。気づいたのは、唇が真っ赤なこと、手足が暖かいこと。泣き喚いても顔が真っ赤になるだけで、赤黒くならないこと。伸びるような大声で泣くこと(息が長く続くから?)。
「ごめんね、痛かったね、Ryo君のことが大事だからやったのよ、ごめんね」と繰り返し伝える。乳児にかわいそうな処置には違いない。でもそこから得られる今後の安全・健康を重視して受けさせたことは後悔していない。