Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

おじさんの主張

あんまり端正な文章じゃない。前半は、安直な体制批判や論理の飛躍があって、これがベストセラーってどうなのよ…と思うほど。
中盤に入って、だんだん主張内容がわかってくると面白くなってきた。ちょうどゼミが比較文化小泉八雲をかじったこともあり、納得度アップ。
最後は、日本人ってとても恵まれた環境に生かされてるんだなと再認識できて、とてもいい気分になれた。(まあ、そういう意図ではないのかも)
「日本人はべつに英語ができなくてもいいんだ!」という主張(?)がお気に入り★メモっとこ…(←それもちがうやろ)

こういった日本論の進化版としては「逝きし世の面影」がお勧めです。名著!逝きし世の面影 (日本近代素描 (1))