Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

ネットで話題を呼んだ「生協の白石さん」ブームの全貌がわかる、とても良い本。「大学生協」という一種独特な雰囲気を懐かしく思い出した。
白石さんと学生さんの間で飛び交うユーモアあふれるやり取りがそのまま載っているのだけど、それだけじゃない。何枚も何枚も読んでいくうちにしみじみと伝わってくる白石さんの誠実さが肝になってる。
この本自体も、単にブームにあやかろうというあざとさよりは、彼の人気の本質と投げ手側の学生さんのリアルな気風をもきちんと伝えたいという誠意が感じられる。
ちなみに、一番の盛り上がりを見せる「野球の土橋」のくだりが、土橋選手を知らないためあまり意味がわからなかった。アニは超★受けてた。スポーツファンじゃないことをちょっと後悔。