Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

人気歌謡

ある暇な晩、NHKの「SONGS」でBTS防弾少年団)を特集していたのを見まして。

韓国ドラマはわりと見てますがいまだかつて韓流アイドルに興味のなかった私。

しかし、インタビューを受ける恐ろしく似たり寄ったりな顔立ちの彼らを「見分けたい」「顔と名前を一致させたい」という気持ちがなぜか湧いてきて、暇に任せてあれこれ調べてみることにしたのです。

 

いやーーー難しかったです。

 

なにが難しいって、まずお名前。芸名と本名、両方にニックネームも入り混じるので、7人いたら、7×2~覚えなきゃいけない。

そして、顔と名前の一致。これが最高に難しいのは、原則全員が手長足長のモデル体型でまとまっていること、髪の色と衣装を曲ごとどころか、ステージごとに金髪や赤やピンクや青や緑に変更してしまうからです。

そして、ダンスも華麗すぎて、立ち位置もめまぐるしく変わるし、ボーカルもラップもみな達者です。ジャニーズよりお化粧がかなり濃いので、顔立ちの個性的な部分は限りなく均質化され、見分けがつきにくくなり、同一人物でもアイライン濃いめ・薄めと常に自由自在でステージごとに印象が変わるのです。

はーこれは挑戦状か何かなのか、私の年じゃ無理なんだわ、といったんは諦めかけたのですが、国連でスピーチしたりウエンブリーでコンサートしたりとグローバルなスターと言われる彼らのことなら、ちょっと意地でも見分けられるようになりたいっと思い直し。

youtubeまとめサイトで何度も学習し、MVごとの矢印付解説画像までチェックして、ようやく8割がた認知できるようになりました。

見分けられるようになると、MVを見るのが楽しくなります。はい、沼の住人デビューでしょうか。


(なお、視聴を続けた結果、今はジミンという現代舞踊出身の人と、ジンという顔ハンサムだけどボーっとした人がお気に入りです。まだJ-HOPE氏とRM氏の見分けが難しいのと、踊ってるジョングクとテヒョンさんの見分けはほぼ無理です。シュガさんはいつもあれ、どこにいたっけ?となります)

 

そしたら、今度はアマプラで「人気歌謡」という韓国のアイドル歌番組が字幕付きで見られるようになっているのに気づきます。

というわけで、おうちで暇になると「人気歌謡」を流し見というスタイルが確立した次第です。

韓流のお化粧男子アイドルを大量に見たあと、日本の男性アイドルを見ると、その自然な顔立ちにほっとする一方、歌いだすと今度はダンスやスタイルの残念感に、ヒヤーすっかり差がついちゃってるわ…とも思うようになりました。

まあ、どっちもそれぞれの良さがあると思うので、どっちも長く栄えてほしいものです。欧米には決してない文化だよね・・・

ちなみに「人気歌謡」には本当にたくさんのアイドル、アイドルグループが登場するのですが、覚えられる見込みは全くありません。

息子の同級生に人気のTWICEぐらい、話題作りに頑張ってみようと、しばしチャレンジしてみたのですが、見分け方紹介サイトをチェックして、一人一人紹介するページも見て、台湾1、日本3のメンバーを含むことまではよく理解できました。

しかし、女子はさらに髪の長さもメイクも本当に激しく目まぐるしく変わるので、ごめんなさい、ただの一人も認知に至ることができませんでした。

女子はモーニング娘。みたいにデビューの練習風景からすっぴんからずーーーっと密着して性格からエピソードから、親戚の子ぐらい認知が進んでれば、その後いくら変化してもわかるんでしょうが、すでに完成した後に、数少ない歌番組でスピーディーにダンスされたとて、もうわかりっこないのです。

なんか法則性ぐらい(Aちゃんはいつもピンク髪、Bちゃんはいつもパンツスタイルとか)あったらいいのにのぅ、・・・とおばちゃんは思うのでした。