Salt-n-sugar

アラフィフのつれづれ

チャーチル

書かない時期が続くと、また書きたいことがまとまってきます。

最近、季節的なものか、また右耳の調子が悪く、しんどいです。滲出性中耳炎の慢性化したやつ、と思ってるんだけど、耳の開放感が非常に悪くなります。自分が話すときにも出るので、自分の声が聞き取りにくくなって、話しづらいことこの上ない。

 

さて、最近見て面白かった映画は、こんな感じ。

ウィンストン・チャーチル」 

第二次大戦を勝利に導いた英首相なんて言われても、まったくもって認知してなかったので、ググりながら見ました。国威発揚って感じに、ラストに向けようよう盛り上がる構成が面白かったです。アヒル口の可愛いリリー・ジェームズがいい役。あと、ライバルのハリファクス卿に、ゲームオブスローンズの上目使い王スタニスが出てます。セットで、同じ第二次大戦を舞台にしているイミテーション・ゲームを見るといいかも。

駆け込み女と駆け出し男

今冬のプライム映画祭りでは、時代劇がよかったです。

上戸彩の「武士の献立」を二度目鑑賞。上戸さん高良さんともに容姿・所作・演技どれも美しく。夏川結衣余貴美子あたりのバランスも良く。あと料理の鉄人的な調理エンタメシーンもほれぼれします。金沢万歳!

武士の献立

武士の献立

 

 瑛太と阿辺サダヲの「殿、利息でござる!」は、受験生の息子にも見せたくて、結局三度鑑賞。タイトルやらビジュアルやら、一見コメディ風味が強いんだけど、実は、しっかりと史実に基づいた骨太なストーリーがありまして。その逸話を世に出すために作られた作品でもあるのです。感動します。キャスト秀逸で豪華です。竹内結子は可愛いし、西村雅彦の使い方なんて、マジ完璧ですから。原作の磯田先生がカメオ出演なのも楽しい。名もなき村人もみな、味があります。 

殿、利息でござる!

殿、利息でござる!

 

 

最後に大泉洋の「駆け込み女と駆け出し男」です。こちらも江戸時代~に実在した離縁請負の寺という史実をもとにしたストーリー。戸田さん満島さんが花を添えます。

駆込み女と駆出し男

駆込み女と駆出し男

 

 細かい設定を理解したくて、 原作「東慶寺花だより」も読みました。 読後、再度鑑賞。井上ひさし、初読だったかな。彼のwikiは読まず、先入観なしに読むことをおすすめします。映画を見る前に読むもおすすめ。

東慶寺花だより (文春文庫)

東慶寺花だより (文春文庫)

 

謎なのは、 源兵衛さんのキャスティング。いや、素晴らしくよいんですけど、原作にはまるでない設定なので、なぜに?と思いました。あと、キムラ緑子を、舞台女優から、TVや映画界に引っ張りだしてくれた人は、どなたか存じませんが、ほんとによくぞやってくれたと、今更ながら感謝です。あとは、武田真治がよかったです。あの無駄にハンサムな筋肉体操の人は、現代社会の設定だと、いろいろ浮くんだけど、時代劇ならしっくりくるんだなと。口上のなんと滑らかなこと。ほかには、自分の無知にあきれますけど、法秀尼役の陽月 華(ひづき はな)さん。他のブログでも褒められてましたけど、私もすっごく素敵な女優さんだな~と思いました。これから大河ドラマなどでのご活躍を期待します。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

映画の日に息子友達・友達ママと四人で、ファンタビ2を見に行ってきました。去年、第一作も一緒に行ったので、今年もぜひ♪と声をかけさせてもらいました。来年はどうなるかなぁ。さすがに受験直前、それどころじゃない気がするので、3月ごろの公開にずらしてもらえるといいかな。

映画はなかなか面白かったです。でも、少々わかりにくいところがあったり、まだ続く~で終わったりで、入り込む→泣く、という感じまでは至らなかったです。

ファンタビ1のラストから登場した最強の敵が、ジョニデ演じるグリンデルバルドだったわけですが、そのジョニデ周りが喧しく。アンバー嬢とのDV騒動が続いていて、そんな疑いのある人が子供映画に出るなんて、云々カンヌンと欧米では騒がれていたのだそうです。

私はジョニデびいきではありませんが、かつてのご贔屓筋である(ゆ)と一緒に、「ブロウ」あたりまでは映画館で見ました。その(ゆ)曰く、もともと彼は、はみ出し者。酒癖の悪い若い兄ちゃんで、インディアン混血のミステリアスな雰囲気にぽっと人気が出た御方。さらにディズニーに乗ってブレイクしちゃったけど、そもそもそんな品行方正なお兄ちゃんではないところが最大の魅力だったのよ、と。

そうだよねぇ。海賊だろうが、大悪魔だろうが、子供映画にキャスティングしたほうの責任ですよ。そういうソーシャルイメージも含めて選んだんじゃないの?と。なので、別に降板しなくてよい、に日本から一票です。

息子たちは「スリルがあって面白かった~。特にホグワーツ再登場が嬉しい」と言っていました。ハリポタ関係者の秘密がいろいろ解き明かされるのも楽しく。(若かりしダンブルドア校長は、ジュード・ロウなのよ。そして、ナギニが~!ナギニが~!)

母たちは、美しい三大都市(ニューヨーク、パリ、ロンドン)を飛び回って、ひとときの観光気分を味わいましたとさ。

ボヘミアン・ラプソディ

 

ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ

 

 

(ゆ)へのお誘いが成功し、話題の「ボヘミアン・ラプソディ」クイーン!を見てきました。IMAXは大音響、大迫力で最高でした。できればもう何度か見たい、体験したい、という思いでいっぱいです。配役も構成も脚本もベストマッチング。GOTのあの方や、ダウントンのあの方もご登場でしたね。(ゆ)曰く、一同さすがのクイーンズ・イングリッシュだったそうです。私はもちろんわかりませんが。

主演のラミは、プライムのMR.ロボットで知ってて、最近見たトワイライトの最終版にもちょい役で見かけました。あの印象的なぎょろ目を、フレディ役ゲットによって、最高の形で活用できたなと感無量です。

ヒロイン役のルーシーボイントンも、いいまつげ美人ですよね。シング・ストリートでも可愛かったし、これから楽しみ。

そして、クイーンのメンバー他三名もめちゃくちゃいいじゃないですか。ファミリー愛がひしひしと伝わってきました。いっぱい泣いて笑わせてもらいました。

帰りに、興奮冷めやらず、youtubeで実際のライヴエイドの映像も見たんですが、途中でハウリング?のピーピー音が入ったりと、舞台上にずっとコードを引き回すおじいちゃんスタッフ達が映ったり、演奏は最高でも、映像としては画質も含め、最高ではないんですよね。心底没入できないわけです。やっぱり、人類史に残るべき最高のライブを、映画で再構築する意義は非常に大きかったなぁと思います。いらんとこは除け、大事なとこは余すことなく再現し、素晴らしい!とはこういうことですよ。

洗髪法

この前、テレビに「天皇陛下のシャンプー係」だったというご老人が登場して、予洗いをたくさんするといい、という話をしていました。
さっそく我が家でも実践してみました。

  • 予洗いはシャワーの水圧を使ってしっかり3分(これがずいぶん長く感じます)
  • 本洗いは、こめかみや襟足あたりから頭頂方向に向かって手のひら全体を使ってシャンプー剤を滑らせます
  • 髪を泡立てネットだと思って、たっぷりと空気を含ませながら、てっぺんにまとめていくことでモコモコした泡をたっぷり生成する
  • 洗う対象メインは頭皮。モコモコ泡のパワーで皮脂を落とす。
  • すすぎは、予洗いの2倍=6分!

惰性で洗っていると、こうはできません。かなり意識高めにやっていかないと、TVのようなモコモコ泡生成は難しかったのですが、やっぱり、予洗いが大事なんだということがわかりました。(息子の本洗いは、初回のみアニが実施)
がんばって洗い終わり、タオルドライ後、低め温風のドライヤーで根元からしっかり乾かします。自然乾燥は、湿った頭皮が雑菌の温床になるのでNGです。
すると、びっくりするほど、髪がサラサラです。そしてさっぱり感が続く続く・・・
布団に入るときも息子は「感動するほど頭皮が軽い〜こんなの初めて〜」と喜んでいました。
まだ小5なのにそんな・・・?と思ったのですが、そういや、今年から一人でお風呂に入るようになり、親に洗髪をチェックされることもなくなったところでした。自分ひとりでは、まだいろいろできていないまま適当に済ませているところがあったんだろうなと気づかされました。
私自身もまた、髪が長いのでどうしても雑になる部分が多くなってきていて、予洗いしっかりとか、どれもよく聞くtipsではあるんですけど、実際ここまでちゃんとはしてなかったなぁと反省しきりです。
ちなみにこの大場さんという方、正式には「平成天皇の御理髪係」だったそうです。「ごりはつ」ですよ・・・すごー。おもしろーい。
天皇陛下も大場氏も、おぐしはふさふさなので、説得力大です。おすすめです。

秋ドラマ

11月に入り、秋ドラマも軌道に乗った頃合いですが、みなさま何をご覧ですか?
私は、
朝ドラ「まんぷく」と、「西郷どん〜最終章」、「大恋愛」(ムロツヨシ戸田恵梨香)をチェック中です。

まんぷく」は前作の反動なのかえらい好評で、ツイッターも盛り上がってますね。公式マンガまであるし。
兼ねてより、安藤サクラ推しだったみなさまは、わが意を得たり〜★のご心境でしょうか。
私は、プライムで「ゲゲゲの女房」を同時鑑賞中なので、こみち書房のみちこさんと村田家の布美枝さんが、再び同じ画面でにこにこワイワイしてるのが嬉しくて堪らないところです。

さて、注目の安藤サクラの役どころですが、正直、誰がやっても同じな天真爛漫な設定で、安藤さんの良さを最大限引き出せてるかといえば、そうとも言えない気もしています。
マンペイさんへの愛情は伝わってくる。二人の仲良し度もよくわかる。マンペイファンが盛り上がるのもよくわかる。

でも、ここで狂言回し的にどこまでもついてくるお母さんと福子の関係性が、期待どおりに見えてこないのです。
武士の娘なお母さんと、イマドキ娘の会話が、どうにも空回りに見えるのは私だけでしょうか?

「子ども子ども、定職定職」とうるさいのが、古典的毒母とか言われていますけれど、娘のほうも、頭ごなしに「わかってます〜、そう何度もいわんといて!」と、きんきん声で言い返すばかりで、なんだか情緒が感じられない。
時代的にかなり厳しい応酬のはずなのに、言ったこと言われたことに関する表情の変化があまりにも伝わってこないんです。
まだ、母と二人暮らし、二人きりで言い合う場面のときは、もう少し、傷心した悲しみの風情とか、憤懣で少し反発する顔つきとか、勇気を出して言ってみたけど、お母さんに通じたかな?的な表情の変化が伝わってきていたのに、
マンペイさんとセット化された今では、「はいはい、わかりました〜、お母さん言うこといつも同じよね」的な聞き流し対応がほとんどになった気がします。

でも、それっておかしいですよね。むしろ、マンペイさんがすぐ横にいる状況の時のほうが、「ええ、そんな本人の前でズケズケ言うなんてお母さんひどい」「マンペイさん傷ついてないかしら」「私の気持ち、どうしてわかってくれないの」的に、おろおろと切ない福子になっていいはずじゃないですか??
それなのに、「マンペイさんは気にしないから、私も全然気にしなーい」とヘラヘラモブ対応してるように映ってしまいます。

目が細すぎてわかりづらい?そしたら、夫の入浴シーンとかより、福子をもっとアップにしなさいよ。
うちの息子は、「アップにしても能面みたいだからいらない」って言うんだけど(←ひどい)、全然そんなことないし、マンペイさんの横で、意外と細かく表情作ってるのに、大きく映してもらえてないだけの気がするわけです。

そりゃ、内田有紀や、松下奈緒は大きな瞳にかわいらしいお顔で、表情が伝わりやすいですけどね。でも、たとえば田中裕子なんて、能面ですし、目もめっちゃ細いけど、伝わるものがあるじゃないですか?
会話の間とか、顔全体の表情とか、ふとした動きやたたずまいとかでも。私たちのサクラなら、そのあたりも絶対できてるのに!月のように細くなった笑い目と、ふわふわ可愛いセーターに埋もれて見えてこないの!ぜひそのへんを意識して撮ってあげてほしいなと思います。

・・・思わず熱くなってしまった。

次は「西郷どん」  いよいよ最終章ということで、まじめに見ております。
正直、新政府の歴史にあまり詳しくなかったので(近現代史苦手)、まるで初心者の気持ちで、薩長土肥のごたごたを一から学んでいるところです。

今週は、久光(青木崇高)の「やっせんぼ!」がグっときましたね〜
かつての紆余曲折と、青木さんの熱演・怪演があってこそ、あの言葉が活きた気がします。この人は、これからも大河で活躍することでしょう〜

それから、天子様が行幸されるっていう一連の描写がよかったですね。冗談抜きの雲の上の方として畏れ敬われていた方が、みんなの前に姿を現し、自らお言葉を賜ったわけです。
この時ばかりは、いがみあう新政府の面々が、心ひとつに男泣きしてるのにジーンとさせられました。
さらにその後、洋装でのご登場シーンに一同ギョエ〜ってなったり、雪篷さんが天子様にお会いする日まで酒を断つ!って大騒ぎしたりしていたのが面白かったです。天子様という存在に対する当時のイメージがよくわかりました。

あとは、新政府で佐賀藩出身の江藤新平役をやってる迫田孝也さんが、ブレイクするんじゃないかなーと思いました!着物の着こなしがいいし、目力あるし、方言のセリフ回しも上手でした。これから人気出たら嬉しいな〜

「大恋愛」 は、巷で評判がよかったので、第3回から見ています。
今のところ、言うほどか?と思ってますけど、まあ芸達者さんが多いので、嫌になることもなく。
ムロツヨシが美女にちゅっちゅされてるのは、たぶんレアな光景ですよね。あとは、もう少し展開早ければいいんじゃないかと思います(←韓流慣れ)。


家族でチェックしてるのは、もちろ〜ん☆
ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風」でございます。
面白いですね〜ツッコミの嵐で見ております。おすすめです。

息子も、5年生の後半になってきましたので、毎週必ず見るのはジョジョオンリーです。
まあ、私がまんぷく見てると、ちょーんと横に来て、いつの間にか一緒にみてますので、減ったと言うほどでもないのか。
あとは、タイミングが合えば、ブラタモリとか、歴史ヒストリアでしょうかね。5-6年の社会は、さすがに教科書だけじゃ、頭に入らないです。

プライム映画ですと、最近面白かったのは

  • 「シング・ストリート 未来へのうた」
  • 「ルーム」
  • 「グリフィン家のウエディング・ノート」
  • 「ブライダル・ウォーズ」

つくづく家族モノが好き・・・・まあ安心してリラックスして見られるというのは通勤タイムには重要ですよね。
「ルーム」は、同調エンパス体質の私は、ことさらに敬遠していたのですが、ストーリーの目線が子供であり、心配していたほどには怖くなかったです。全然怖くないわけじゃないけど。
もし、私と同じ理由で未見の人には、「大丈夫、ハッピーエンドだから!」とお伝えしておきます。
さらにネタバレになりますが、個人的には、ジャック君のことをずっと、実は女の子なんだと予想していました。だからこそ、ママは絶対絶対相手から守ろうと子供の姿を見せないように頑張ってたのかなって。なので、ほんとに正真正銘男の子だったので、ちょっと驚きでした。

さて、これから見たいのはもちろん!今週公開の「ボヘミアン・ラプソディー」です。クイーン!フレディー!いえーい☆
MAIN STREAM さんも誉めてたし。タイムリーに見たばかりの「シング・ストリート」のラフィーナがヒロインですよ!
いつも音楽系映画に付き合ってくれる(ゆ)を誘いたいのだけど、どうかなぁ。

来月には、息子のリクエストで「ファンタビ2」にも行く予定〜

台風

少し前ですが、台風24号襲来の夜はすごかったです。9/30〜10/1にかけてでした。
JR東日本が、初めての計画運休を実施し。
JR西日本がその前にやって評判がよかったのに、対抗した感がありあり)

久しぶりの関東地方直撃におののきました。
夜、風の音があんまりうるさくて寝付けず、耳栓しながら寝たのですが、
息子は早めに寝入ったのもあり、なーんにも気づかなかった!とのこと。
都立の日もあり休校となって、小躍りしていました。

その後、季節の変わり目か気圧の変化か、体調を崩してしまい、息子からアニにうつっていた風邪を受け取ったようです。火曜日から、喉が腫れて頭痛がします。
木曜は、日帰り出張が入っており、週末は運動会もあるし、自分的にはハードな一週間になりそうです。
通勤電車でもとにかく睡眠をとって、仕事を休まず治すように努めてます(火曜の朝は一駅寝過ごして焦った)
しんどいのは、夕飯づくり。今日はどうやって手抜きで美味しい晩御飯にしようかな。